10月からはじまったキャッシュレスポイント還元事業により一気にキャッシュレス化が進んでいるこの時代、個人店舗や自営業の場合でもキャッシュレス決済を導入し対応することが必要です。
とはいえ、個人店舗など比較的小規模な事業所・お店で使うさいには
「お金がかかるとか、導入に手間がかかるのはちょっと…。」
という所があると思います。
キャッシュレス決済導入時の考え方としては、
- 初期費用を安くする(経費の節約)
- 決済手数料が安いものにする(実質の維持費が軽減できる)
- QRコード決済を選ぶ(低コストでの導入が可能な場合が多い)
- 知名度が高いものを選ぶ(ユーザーの認知度も高く使い方も浸透していやすい)
これらのポイントをまず抑えることが、長く使い続けてサービスの満足度を向上させるためにも重要です。
いきなりキャッシュレス決済サービスを導入と言われてもどうすればいいのか、どうやってキャッシュレス決済サービスを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで、今回は個人店舗や自営業でキャッシュレス決済サービスを導入する場合の考えたい選び方として3つのポイント、そしてキャッシュレス決済サービスについてくわしく紹介していきます!
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どのキャッシュレス決済サービスを選んだら良い?個人事業主におすすめな選び方
「キャッシュレス決済サービス」とまとめて言っても決済方法はクレジットカードや電子マネー、QRコード決済やカードなど様々な方法があるので、そういった中から個人事業主にオススメの選び方を確認していきましょう。
導入費用、決済手数料が0円や低コストなもの
現在はキャッシュレスポイント還元事業で一気に広まっていることもあり導入費用や決済手数料が0円もしくは期間限定キャンペーンで安くなっているサービスが多く、できるだけ最初のコストを抑えてはじめる方法がオススメです。
QRコード決済
QRコード決済タイプは手数料や初期費用がかからない、もしくは少ない負担で導入して運用が可能というメリットがあり、ぜひ導入をオススメします。
QRコード以外のカード決済などは専用の端末が必要となるのでその操作を覚える必要があり初期の負担が大きくなるデメリットが大きく、QRコード決済であれば購入者がスマホを持っていれば簡単というのも大きいです。
現在スマホの普及率はかなり高くQRコード決済で対応しやすいのもメリットで、特に普及率が高い若者向けの店舗などの場合はQRコード決済をオススメします。
知名度が高いサービス
どれだけ導入が安くまた使いやすいサービスであろうとも、人気の高い、知名度の高いサービスでないとやはり利用者も少なく、導入するメリットがありません。
現在多くのキャッシュレス決済サービスがはじまっているもののこれらもいずれは人気のサービスに淘汰されていく可能性が高く、万が一選んだサービスが終了してしまう場合、もう一度人気のサービスの導入からやり直しです。
最初から知名度が高く利用者が多いキャッシュレス決済サービスを利用すればこのような手間を省ける、また運用後決済に対応できることも増えるので、知名度が高いサービスを選ぶことが大切になります。
キャッシュレス化・キャッシュレス決済とは?
いよいよキャッシュレス決済サービスを始めなければならないと近頃の風潮から感じていても、そもそもキャッシュレス化やキャッシュレス決済とは何かを理解していなければ導入のハードルは高いですよね。
キャッシュレス化・キャッシュレス決済とはどんなものなのか、どんな種類があるのかを事前に把握してから選ぶことも大切なので、キャッシュレス決済の概要や種類も確認しておきましょう。
キャッシュレス決済の概要
そもそもキャッシュレスとは「現金以外で支払いや受け取りを行うこと」であり、電子マネーカードなどは多くの店舗などでも導入されています。
世界規模で見ると日本はむしろ「キャッシュレス化が遅い」と言われるほどキャッシュレス化が進んでいて、それを受け現在日本でも国を挙げてキャッシュレス化を推進、キャッシュレスポイント還元事業などもそのひとつなんですね。
しかし現金以外での支払いというだけでも種類は数多く、またキャッシュレス化の流れにより現在はキャッシュレス決済サービスが乱立している状態なので、種類や人気度も把握しておく必要があります。
キャッシュレス決済の種類
キャッシュレス決済の種類はとても多く、どの決済方法を選ぶかもしっかり考える必要があるのでどんな種類があるのかをチェックしていきましょう。
支払い方法 | 精算方法 | 具体例 |
QRコード決済 | スマホ | ペイペイ 楽天ペイ |
電子マネー | ICカード スマホ |
Suica・ICOCAなど デバイス系 |
カード | クレジットカード デビットカード プリペイドカード |
VISA JCB J-Debit |
QRコード決済はスマホのアプリでバーコードやQRコードを表示しそれを読み取ることで支払えるサービスで、店舗・購入者どちらも導入するコストが少なく気軽に使えるのが特徴です。
電子マネーは交通系カードSuicaやICOCAに代表されるタイプでスマホのアプリを利用しているものもあり、いずれも専用端末にかざして支払いを行います。
カード型とはクレジットカード・プリペイドカードなどに代表されるもので、カードの情報を専用端末に挿入し読み取るため接触が必要なものの、セキュリティは高いです。
こういった情報を知った上で個人店舗や自営業それぞれの形態に合わせたサービスを選ぶことが大切で、キャッシュレス決済サービスについては以下の記事も参考にしてみてください。
→個人・自営業でも導入できるキャッシュレス決済サービスの種類一覧!
キャッシュレス決済導入のメリット
キャッシュレス化が進んでるのは理解しつつもキャッシュレス決済を導入するメリットが分からないと導入する必要もなかなか実感できないので、メリットを知っておくことも大切になります。
キャッシュレス決済の何よりものメリットは直接現金でやりとりをする必要がなくなることであり、店舗側からしても金銭の数え間違いによるトラブルやおつりを用意する手間が不要というのは大きいです。
完全にキャッシュレス化出来た場合は毎日のレジ締めなどの作業もなくなる、売上金を入金する手間もなくなると、かなりの負担を減らすことが出来ます。
飲食店の場合はレジの対応をするたびに手を清潔にする手間もあるものの、お金を直接触ることがなくなるので清潔な状態を保ちやすくできるのもメリットです。
レジにかかる時間が大幅に短縮できるため人件費の削減も考えられる、また売上がリアルタイムに分かるので何が売れているのかなどの把握もしやすくなります。
特に現在はキャッシュレスを進める流れが大きくキャンペーンを実施している事業者が多いので利用者が一気に増え、人気の高いキャッシュレス決済に対応しているだけで顧客が増える可能性も高いです。
海外では日本よりキャッシュレス化がより早く進んでいるため、インバウンド需要を取り込みたい、海外の訪日客も取り込みたい場合はキャッシュレス決済は必須とも言えます。
キャッシュレス決済導入のデメリット
キャッシュレス決済のメリットはとても多く魅力に見えるものの、もちろんキャッシュレス決済を導入することによるデメリットもあるので確認しておきましょう。
まず最初に読み取りなどにすべて機械を利用しているため、万が一の災害で停電する、スマホの基地局が被災して通信できなくなっているなどの場合は利用が出来なくなってしまうんですね。
こういった理由、また「現金決済はもう不要」と言うにはまだまだ日本国内でのキャッシュレス決済普及が進んでいないため難しく、現金決済と二重の管理をしなければならない可能性が高くなります。
さらに導入直後は支払いミスなどトラブルが発生する、そのトラブルの対応が分からず戸惑ってしまうこともありえるため、事前にしっかり間違わない手順を把握し、回避できるようにすることも大切です。
キャッシュレス化することによりサービスを利用する手数料がかかる、さらに導入費用がかかる可能性があり、初期コストや継続的な費用もしっかり事前に考えておく必要があります。
キャッシュレス化することにより売上がすぐに手元に来るわけではなく入金日を待つことになるため、入金日をしっかり把握し支払いなども考慮することも必要です。
まとめ
個人店舗や自営業でキャッシュレス決済を導入する場合に考えたいサービスの選び方、そもそもキャッシュレス決済とは何かについてまとめました。
キャッシュレス決済導入時の考え方としては、
- 初期費用を安くする(経費の節約)
- 決済手数料が安いものにする(実質の維持費が軽減できる)
- QRコード決済を選ぶ(低コストでの導入が可能な場合が多い)
- 知名度が高いものを選ぶ(ユーザーの認知度も高く使い方も浸透していやすい)
これらのポイントをまず抑えることが、長く使い続けてサービスの満足度を向上させるためにも重要です。
キャッシュレス化を進める場合もできるだけ初期費用は抑えておきたいところですが、それを後押しするように、タイムズペイやSquareなどの導入費用0円・決済手数料が安いサービスも増えてきました。
現在の普及率を考えるとQRコード決済ができるサービスを選ぶことも重要で、QRコード決済の場合は導入費用も安く、初期の負担が少ないのもメリットです。
知名度の高さはもちろん必要で、人気の高い、利用者の多いサービスを選ぶことで顧客獲得の機会が増えるメリット、そして万が一のサービス終了のリスクを減らすことが出来ます。
またキャッシュレス決済サービスを導入する前にキャッシュレス化の流れやキャッシュレス決済についてを把握しておくことも、もちろん大切です。
キャッシュレス決済とは現金以外で支払いや受け取りを行うことで電子マネーやQRコード決済、クレジットカード決済などが主に広まっています。
キャッシュレス決済のメリット
- 現金のやり取りが減る
- レジ締め作業などがなくなる
- 売上管理が容易になる
- 顧客獲得の機会が増える
キャッシュレス決済のデメリット
- 災害時やトラブルに弱い
- 現金決済と二重管理の可能性も
- 決済手数料などがかかる
- 入金はまとめてになる
キャッシュレス決済サービスを導入する場合はこういったメリットとデメリットを考慮し、メリットは上手に使いデメリットはいざというときの対策や事前の入金日の把握などが大切です。
デメリットはあるもののより多くのメリットがあり今後はキャッシュレス決済に対応していないと困る社会になっていく可能性もあるので、ぜひ導入しやすいサービスを検討していきましょう!
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