キャッシュレスポイント還元事業もはじまり一気にキャッシュレス決済が進んでいる今、個人や自営業、フリーランスなど個人事業主も小銭やお札を使わなくても済む、キャッシュレス決済(スマホ決済)の導入が求められています。
しかし一気に広まっているキャッシュレス決済はサービスの種類もあまりに多く、自営業やフリーランスOK、個人事業主が導入したいカード決済というだけでも多く迷ってしまいませんか?
- 手数料がかかるとか
- 初期導入費用がかかるとか
- 申し込みが煩雑で長くないのかとか
- 継続して使った場合固定費がかからないかとか…。
導入には、いろんな不明点があると思います。
というわけで、今回はどういう風にキャッシュレスのサービスを導入すればいいのか知りたい!
と思う店舗経営者・個人人業主のあなたのためにわかりやすく解説してまいります。
先にまとめておくと、主要おすすめサービスと費用などの比較はこのような感じです。
↓
サービス | 導入の”最低”初期費用コスト | 継続利用時の月額”最低”ランニングコスト | 申し込みにかかる日数 | システム利用時の”最低”決済手数料 |
Square | 0円 | 0円 | 最短当日 | 3.25% |
AirPay | 0円 | 0円 | 3日程度 | 3.24% |
TimesPay | 0円 | 0円 | 約3週間 | 3.24% |
それでは無料ではじめられるオススメのキャッシュレス決済、また個人事業主でも手軽に導入しやすいカード決済を徹底比較していきます。
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個人事業主のカード決済導入サービス徹底比較
個人事業主が導入したいカード決済を3つまとめていて、それぞれの特徴やお得なポイントを紹介していくのでぜひチェックしておきましょう。
それぞれ、このようなポイントで比較検討しています↓
●この記事でのキャッシュレス比較条件のポイント●
- 導入の初期費用コスト
- 継続利用時の月額ランニングコスト
- 申し込みにかかる日数
- システム利用時の決済手数料
Square:簡単審査なのですぐ使ってみたい場合に便利!
初期費用コスト | 実質0円 |
継続利用時の月額ランニングコスト | 0円 |
申し込みにかかる日数 | 最短当日 |
入金サイクル | 翌営業日(三井住友銀行、みずほ銀行のみ)その他の銀行の場合は毎週水曜日締め金曜日入金 |
振込手数料 | 無料 |
対応している決済手段 | クレジットカード |
システム利用時の決済手数料 | 3.25~3.95% |
●決済手数料詳細
- Visa、MasterCardR 、Diners Club、American Express、Discover 3.25%
- JCB 3.95%
Squareは世界中で使われている決済端末で、審査が早く申し込みにかかる日数は最短当日、場所を取らない端末で導入が簡単と、個人事業主が導入しやすい決済となっています。
入金サイクルも三井住友銀行もしくはみずほ銀行の銀行口座を作っておけば翌営業日と早く、連携サービスを使えば無料でモバイルPOSの利用や請求書、従業員の管理なども可能です。
不満なポイントとしては「Squareは電子マネーに対応していない」ところがあるものの、こちらも今後電子マネーに対応予定となっているので、今後を含めて考慮すると導入したいキャッシュレス決済になります。
AirPay:万能で店舗・小売店におすすめ
初期費用コスト | 実質0円 |
継続利用時の月額ランニングコスト | 0円 |
申し込みにかかる日数 | 3日程度 |
入金サイクル | 月6回(みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行)その他の銀行は月3回 |
振込手数料 | 無料 |
対応している決済手段 | クレジットカード、交通系電子マネー、ApplePay、クイックPay、iDなど |
システム利用時の決済手数料 | 3.24~3.74% |
●決済手数料詳細
- Visa、MasterCardR、American Express 3.24%
- JCB、Diners Club、Discover 3.74%
- 交通系電子マネー 3.24%
AirPayも現在キャンペーン中で初期の導入費用がiPadやカードリーダーなどの端末費用も含めて0円ではじめられる、決済手数料が2.16%まで下がると非常にお得な決済方法です。
振込手数料はどの銀行でも無料、決済手段が豊富で交通系電子マネーなどの決済にも対応していて、あらゆる決済手段に応えることが出来ます。
導入時にも電話相談やメール相談など充実したサポート体制が整っているので、はじめてキャッシュレス決済を導入しようと考えている方にもオススメです。
一方AirPayの不満ポイントとしては他社と比較すると入金回数が少なめなこと、そしてAndroid端末が使えないというポイントがあります。
AirPayを使うためにはiPhoneやiPadが必要になりAndroidは対応していませんが、こちらもAirPayの公式サイトで格安でiPhoneを購入できるのでAirPay導入と共にぜひ考えてみましょう。
TimesPAY:設備投資が必要な機器がキャンペーンで実質0円が魅力的
初期費用コスト | 実質0円 |
継続利用時の月額ランニングコスト | 1500円(条件付きで0円) |
申し込みにかかる日数 | 約3週間 |
入金サイクル | 月2回 |
振込手数料 | 無料 |
対応している決済手段 | クレジットカード、交通系電子マネーカード、WAON、nanaco |
システム利用時の決済手数料 | 3.24~3.74% |
●決済手数料詳細
- Visa、MasterCardR 3.24%
- JCB、Diners Club、Discover 3.74%
- 電子マネー 3.24%
TimesPayはコインパーキングなどで広く知られているTimes運営のキャッシュレス決済サービスで、クレジットカードや交通系電子マネーカードはもちろん、WAONやnanacoにも対応しているのが使いやすいです。
また現在初期費用もキャンペーン中はタブレット、カードリーダー、プリンターが無料で提供されるため、初期費用0円でスタート出来ます。
ただ、申込みにすこし時間がかかることがネックかもしれません。
一方TimesPayの申し込み日数は他のキャッシュレス決済サービスと比較するとかなり長く、導入したい場合は約3週間かかることを見越しておきましょう。
TimesPayはサポートの手厚さも魅力で、導入時のセットアップは専属スタッフによるフォロー、また使っている間も年中無休のサポートセンターに頼れるため、はじめての導入でも安心です。
一方入金が月2回のみと他社と比較すると少なめになっているため導入後は戸惑う可能性もあり、事前にしっかり入金日やサイクルを確認しておくことも必要になります。
それでも無料でいろいろついて来るので、余裕をもって取り組める、という場合にはおすすめできますね。
スマホ決済(QRコード決済)ならペイペイがおすすめ!
今回ご紹介したキャッシュレス決済はカード決済のタイプが主でしたが、現在スマホは広く普及しスマホ決済(QRコード決済)も広く使われていて、スマホ決済をご検討の場合はペイペイがオススメです。
●ペイペイの概要
初期費用コスト | 0円 |
継続利用時の月額ランニングコスト | 0円 |
申し込みにかかる日数 | 1週間程度 |
入金サイクル | 最短翌日 |
振込手数料 | 無料 |
対応している決済手段 | QRコード決済、バーコード決済、オンライン決済(一部)など |
システム利用時の決済手数料 | 2021年9月30日まで無料、その後は未定 |
ペイペイは
- ソフトバンクグループ株式会社
- ソフトバンク株式会社
- ヤフー株式会社
これら3社の共同出資で創設したPayPay株式会社が運営しているキャッシュレス決済サービスとなり、QRコードもしくはバーコードで決済を行います。
iPhone,Androidどちらにも対応、ユーザー数は2000万人を突破している知名度の高いアプリで中国で広まっているアリペイにも対応しているため、今後の顧客獲得のためにもぜひペイペイ導入を検討してみましょう!
まとめ
個人事業主が導入したいキャッシュレスカード決済サービス3つを徹底的に比較しつつ、自営業やフリーランスの方OKのサービスをまとめて紹介しました。
比較条件 | 導入時の”最低”初期費用コスト | 継続利用時の月額”最低”ランニングコスト | 申し込みにかかる日数 | システム利用時の”最低”決済手数料 |
Square | 0円 | 0円 | 最短当日 | 3.25% |
AirPay | 0円 | 0円 | 3日程度 | 3.24% |
TimesPay | 0円 | 0円 | 約3週間 | 3.24% |
SquarePay
審査が簡単で導入が早いのが何よりものメリットで入金サイクルが最短翌日と、はじめてキャッシュレス決済を導入する場合もスムーズにキャッシュレス化を進められるのが魅力です。
AirPay
Androidに対応していないためAndroidのみしか所持していない場合はハードルが高いかもしれませんがiPadとカードリーダーなど端末費用も含めて実質0円でスタートできる、交通系電子マネーも対応しているのでこちらも使いやすくなっています。
TimesPay
は導入に多少時間がかかる、月額コストが発生する可能性がある、入金サイクルが月2回と少ないのが問題なものの対応している決済手段が多く、充実したサポートも受けることが可能です。
またスマホ決済に対応する場合はペイペイが圧倒的に幅広い決済に対応している、利用者が多いサービスとしてオススメです。
普及率の高いスマホ決済の対応もぜひ検討してみてください。
自営業やフリーランス、個人事業主もキャッシュレス決済の対応を求められている現在、あなたにとっても使いやすく今後の継続がしやすい決済方法を選び、準備を進めていきましょう!
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